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父とわたし

親子のこと

私は、一生父のことは好きになれないし、理解できないと思う。

というか、無理に理解する必要もないんだろうなと思っている。

 

やっと、親子でもあっても人格は別だと考えられるようになってきた。

話もそれなりに聞き流せるようにもなってきた。

 

それでも、未だに距離の取り方が難しいし、たまに余計な一言を言いそうになる時がある。

 

ひと月前だって、私の一言で父を怒らせたことがある。私たちはつくづく相容れない関係なんだろうなと思った。

 

突然だが、私が父のことを嫌いになるきっかけは、三年前のことだ。

 

高校2年生に進級したものの、周りと馴染むことができず、学校に行けない日々が続いた。

中学の頃からそういうことはあっても、何とか乗り越えられてきた。

しかし、今回は本当に辛くて辛くて、高校中退の道を選択しようと思った。

 

とりあえず、話し合おうと言われたからリビングに家族全員集まった。

高校を辞めたいという意思を両親に伝えたが、予想通り止められる。

 

話し合いの中で、父が私に放った一言が忘れられない。

『お前は勉強しか出来ないくせに、中退してどうするっていうんだ』

 

確かに辞めた後のことは何も考えていなかったし、あまりにも無計画すぎるなとは思っていた。

が、それよりも勉強しか出来ないと言われたことが何よりもショックだった。

 

その後私は、もう一度高校二年生からやり直すという選択をする。それ自体に関しては自分で決めたことだから後悔はしていない。

 

だけど、やっぱり復帰後も何度かぐちぐち言われた。

定期テストの度に言われる『100点を取るつもりで勉強しろ』は結構キツイものがあった。

母からは、『冗談だろうから軽く聞き流しなさい』と言われる。

 

そもそも、冗談だとしてこんなことを子供に言うだろうか?と思う。

学校に行って、授業を受けるだけでも疲れると言うのにこれ以上何を頑張れというんだ?と何度思ったことか。

 

自己肯定感が低いのは、父が大きく影響していると思っている。父から褒められることといえば、勉強でいい点数を採ったとき。

 

そんなことで褒められたって全然嬉しくない。

 

父から褒められたかったのかもしれないが、褒められるための努力なんてものはもうやめた。

 

改めて思うことは、私は父のことが本当に嫌いだということだ。

 

ああ、もうこんなところを抜け出して、早く一人暮らしがしたい。

 

おわり

 

 

 

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